エジプトに行ってきた!2
2日目の早朝。集合前にホテルから撮ったピラミッドたち。
昨晩は夜でよくわからなかったが、こんなにも近くにピラミッドがそびえているとは!教科書で、世界不思議発見で、みた、あのピラミッドが目の前に!!ここはエジプト。日本じゃない!
朝食をすませたツアー一行は5分足らずでピラミッドの入り口に案内される。近づけば近づくほどその偉大さに圧倒される。
まだ朝方というのに日差しはジリジリと暑い。ガイドに説明をうけたあと、ピラミッド内部に潜入。風が通らないため蒸し暑い。その上急角度な階段を上っていかなくてはならず、プチインディー気分を味わえる。
観光客がぞろぞろと途切れることなく連なっているため、レミングスの行軍の一員にでもなった気分である。
玄室に入るといくらか開放感があり(とはいえ光が射さずに真っ暗)、地震大国日本から来た私は、この石の固まりがぐしゃっと落ちてこないものかヒヤヒヤしていて、落ち着かなかった。
ピラミッド内部ツアーのあとは、作治で有名な太陽の船博物館、そして、ピラミッドベストビュースポットにむかい、らくだとの記念撮影。
らくだはよく飼いならされている。らくだ使いの小さい子供の意のままにしゃがんたり、歩きまわったり。
らくだの背に乗った感想は、見かけ以上に乗り降りが恐怖。落馬(落駝?)したらぜったい死ねる。
おまちかねのスフィンクス!(現地ガイドはスフィンケスと言っていた)
でけーピラミッドをたくさんつめこんだ後のため、己の脳の縮尺が麻痺していて、案外小さい???なんて一瞬思ったけれど、近づいてみるとやはりでかかったミャー!!!
こんなのが砂の中から出て来たら、そりゃびびって的にしちゃうね。ミャー!!!
スフィンケスの麓の河岸神殿では、添乗員がチケットを紛失してしまい、現地ガイドの手腕で強引に入場。アラビア語で交渉する現地ガイドがものすごいたくましく見えると同時に、係員にジャパンマネーで脅しをかけてるんじゃないかと不安になった。モンスターガイド。何言ってるかもちろん不明。*1
エジプト初の昼食は意味不明??ナンのようなパンがどさっとおかれ、横には豆ペースト。つけて食べるスタイルがデフォルトのようです。
ただ焼いただけの米飯にただ焼いただけのシーフードをがっつり皿に盛られました。適量で断るタイミングを逸したわけですね。食後のデザートは丸々バナナ一本。
素材の味を生かしたランチでいいね!
その後モハメドアリモスクへ。。。
過度な露出は厳禁。タンクトップにホットパンツの西洋人はそろって白装束に。これが白魔道士みたいにかわいかった。わたしも露出度高かったら着たかった気もする。何事も経験ですし。
イスラムのモスクは内部に入場するのは初めてですが、とてもキレイ。マーブルの大理石の外壁に、緑に光るステンドグラスのホールに、声もでません。(疲れているのもある)イスラムにせよ、西洋キリスト文明にせよ、シンメトリーと秩序だった世界の美しさですよね。(何ゆってるか意味不明)
モスクを一歩出ると「ワンダラー!」の売り子の総攻撃にあう。ひたすら「ワンダラー」を唱えて粗悪品を売りつけてくるのである。「いらない」と断り、手を振って拒絶の意志を表明しても、次から次へとエンカウントするのである。内気な女性は困っていらしたが。。。
後になって、ここでクズみたいなお土産ものを買ってもいい思い出でよかったかもなぁと思ったりもしたけどね。
モスクからながめる回路のくすんだ街並をみると、ああディオもこんな感じでながめたのかしら。。。と感慨に耽った。感慨にふけるのは己の経験よりマンガ引用が多い程度にはオタクです。
明日の出発が午前2時とかいう強行スケジュールですので、本日のツアーはこれにて終了。
*1:このツアー通して現地ガイドの巧みな交渉術が際立っていた。